丸亀市子ども食堂・居場所づくり等ネットワークについて
子ども食堂は子どもが一人でも安心して利用ができる無料又は定額の食堂として誕生し、近年では、運営するボランティア等が地域の特性を活かした様々な形で、全国で実施されています。また、子ども食堂は、食事を提供するだけでなく、子ども同士、あるいは地域の方と触れ合うことができる居場所でもあります。
食堂運営の目的も、十分に食事が提供されない子どもたちへの支援や、孤食の解消、地元の豊かな食材による食育、子どもから高齢者までが交流する地域の場づくりと、さまざまです。
子ども食堂はその多くが地域住民の自主的・自発的な取組として運営されていたり、NPO法人などが運営したりしています。そのため運営を支援する公的な制度などが十分整備されていないことから、厳しい運営(特にコロナ禍では)を強いられていますが、一方で全国の子ども食堂の数は増加の一途をたどっており、現在その数は全国で約5,000以上にものぼると言われています。
丸亀市内においても10数か所の子ども食堂がボランティアやNPO法人によって運営されています。そして、その運営形態は様々であり、活動状況やその内容も様々です。
そこで、子ども食堂を実施する団体間の交流や情報共有を図り、子どもたちが健やかに、そして夢と希望を持って成長できる地域づくりを目指します。
活動目的
丸亀市子ども食堂ネットワークは、子どもの健やかな成長を支援するために、丸亀市内において「子ども食堂等」に取り組む人々の交流や情報交換のためのネットワークづくりを行い、相互の活動を充実させることを目的としています。
子ども食堂等とは
「子ども食堂等」とは、次のいずれか又は複数の活動を行う団体とする。
- 子どもが一人でも安心して利用ができる無料又は定額の食堂
- 孤食の解消や十分に食事が提供されない子どもへの支援活動
- 地元の豊かな食材による食育活動を通じた子どもの支援活動
- 食事等を通じて子ども同士や地域の方と触れ合うことができる居場所づくり
- 子どもから高齢者まで多世代が交流する地域の居場所づくり
- その他、子どもを中心とした相談支援や地域づくりの取り組み
主な活動について
情報交換
ネットワーク会議及び、会員同士の情報交換や学習会等を実施する。
広報啓発
子ども食堂等の存在を広く周知するための広報活動に協力する。
情報共有
SNS等を活用した子ども食堂等の運営や人材・食材等に関する情報共有を図る。
会員について
会員は、事業目的に賛同する個人又は団体をもって構成する。会員区分は次の通りとする。
メンバー会員
メンバー会員は、下記のいずれかに当てはまる団体とする。
- 丸亀市内で子ども食堂等を運営、又は運営を予定している者
- 丸亀市内の子ども食堂等でボランティアをしている、又は活動を希望している者
サポーター会員
サポーター会員は、丸亀市内の子ども食堂等を支援、又は支援を検討する個人又は団体とする。